お悩み解決1問1答 ⽥中先⽣に聞いてみよう! お悩み解決1問1答 ⽥中先⽣に聞いてみよう!
Q23.

生理中の運動は控えた方がいいの?

A.

生理中、子宮内膜から作られるプロスタグランジンという物質が、子宮内から経血を押し出すために子宮を収縮させる働きをします。これが生理痛の原因になりますが、プロスタグランジンは子宮以外の部位にも作用し、全身の血管の周りにある平滑筋を収縮させるため、血液の循環が悪くなる場合があります。冷えや倦怠感などの症状がある場合は、適度な運動をすることで血液の流れが改善し、症状の緩和につながることもあります。
又、ストレスが原因で生理痛が重くなっている人にとっては、運動することでリラックス効果が得られ、生理痛の緩和につながることもあります。

しかし生理中は体調に変化が出やすいため、激しい運動や、長時間の運動は避けましょう。めまいや立ちくらみなどによる転倒にも注意が必要です。
生理中は、軽いジョギングやウォーキング、ヨガ、筋トレ、ストレッチなどがおすすめです。その時の気分や体調に合わせて調整しながら行いましょう。

田中先生

Doctor’s Profile

田中先生

【医師監修】

田中 彩(たなか あや)

千葉大学医学部卒業。産婦人科専門医。日本医師会認定産業医。
インペリアル・カレッジ・ロンドンで公衆衛生学修士号取得。
ハーバード公衆衛生大学院で疫学修士号取得。

女性の視点に寄り添い、すべてのライフステージにおいて心身両面から女性を支えられる医師を志し、産婦人科の道へ。現在は都内の病院やクリニックにて一人ひとりの患者さんに丁寧な診察を心がけている。TBS「林先生が驚く!初耳学」や日本テレビ「THE突破ファイル」などのメディア出演や医療監修、『揺らぐカラダのトリセツ』(学研プラス)の執筆など、多数手がける。

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