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No.32

2022.01.21

これって病院へ行くべき?重い生理痛に潜む危険なサインとは? ⽣理痛

これって病院へ行くべき?
重い生理痛に潜む危険なサインとは?

 生理痛の痛みで夜も眠れない、生理のたびに痛みがだんだんひどくなるといった症状は、何かの病気が隠れているサインかもしれません。今回は生理痛のなかでもどのような症状が出たら病院へ行くべきか、具体的な病名や治療法などについても紹介します。

重い生理痛を伴う様々な病気について

生理前&生理中に眠くなる理由

 女性特有の病気はさまざまありますが、なかでも生理痛を伴う病気はたくさんあります。
 まず「子宮内膜症」は女性の10人に約1人が当てはまる病気といわれており、生理痛以外にも、腰痛や月経過多などの症状があります。そして「子宮筋腫」や「子宮腺筋症」も生理痛を伴う代表的な病気であり、進行を放置することにより生理痛や月経過多などの症状がひどくなり、貧血を起こしやすいといった症状が表れます。このほかにも、細菌の感染が原因の「骨盤内感染症」、子宮の形状に異常がある「子宮奇形」といった病気があります。

体にこんなサインがあったら、病院へ行こう!

 生理痛はたくさんの女性が抱える悩みです。しかし多くの場合、痛みのピークは1日だけだったり、薬を服用することで症状を緩和できたりします。ただし「生理期間が10日以上と長い」「年々生理痛が悪化している」「生理以外でも下腹部が痛い」「レバーのような血のかたまりが出る」「経血が異常に多い」「不正出血がある」といった症状がある場合は、一度病院へ行って診てもらいましょう。このような症状があるからといって必ずしも何かの病気であるということはありません。とはいえ、何かしらの病気であった場合、早期に発見することで生理痛を和らげたり、不妊対策につながったりもします。

婦人科でどんな検査をするの?

婦人科でどんな検査をするの?

 基本的に婦人科での流れは「問診」と「検査」になります。
 まず問診票に生理周期や最終生理日、初潮の時期や出産経験の有無を記入することが多いです。そして生理痛の具体的な症状や期間、困っていることなどを聞かれます。いずれも忘れないよう予めメモをしてから病院に行きましょう。
 そして検査では必要に応じて内診をします。これにより子宮内膜症や子宮筋腫の有無、腫れがないかなど、子宮内の異常があるかどうかを判断します。ただ、内診は本人が望んでいなかったり性交経験のない人には実施しなかったりという場合もあります。そのほかに必要があれば、お腹の上から超音波を当てるMRI検査やCT検査、おりもの検査や血液検査を行うこともあります。

まとめ

 毎月のことだから…と重い生理痛を放置してしまうと、気づかぬうちに病気が進行しているリスクもあります。たとえ病気でなくても、病院でのアドバイスは生理痛が改善されるきっかけになるかもしれません。重い生理痛や心配事があれば放置せず、ぜひ一度病院に行って相談してみましょう。

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