

No.53
2025.07.25

片頭痛は前兆でわかる場合も!代表的な症状と対策
片頭痛は、ズキズキまたは拍動性の痛みをともない、男性よりも女性に3倍多くみられる頭痛です。神経系の敏感な人に起こりやすく、遺伝的要素もあるとされています。片頭痛はさまざまな要素が引き金となり発作を起こしますが、なかには頭痛前に前兆の症状が起こるケースがあるのをご存じでしょうか。本記事では、そんな片頭痛の前兆に関するアンケートをもとに、前兆の詳細やその場合の対策について解説します。
片頭痛前に前兆の症状がある・または何となくわかる人は28%
- 【質問】
- 頭痛の前兆に関するアンケート

■ 調査地域:全国
■ 調査対象:【性別】男女
【年齢】20歳以上59歳以下
■ 調査日:2024年3月14日
■ 有効回答数:100サンプル

頭痛の前に前兆となる症状がある人は11%、症状はなくても何となく予感がする人は17%、合わせて28%の人は頭痛が起こる前に予測できることが分かりました。
実際に片頭痛発作は、予兆期・前兆期・頭痛期・回復期と4つの段階があるとされています。ただし、毎回の片頭痛ですべての段階が起こるとは限りません。
この結果から、少数派ながらも約3割の人が片頭痛が起こるのを前もって知ることができると言えます。
片頭痛前に感じる予兆・前兆とは?
片頭痛前の「予兆」と「前兆」は似ていますが、この2つで起こる症状は区別されています。片頭痛発作は、予兆期・前兆期・頭痛期・回復期と経過しますが、最初の段階である予兆は「何となく頭痛が起こりそう」という漠然とした感覚を指します。一方で前兆は、主に神経症状が出現します。具体的な症状例は次のとおりです。
予兆の症状例
倦怠感・食欲が増す・気分の変調・むくみ・あくび・頻尿など
前兆の症状例
チカチカやキラキラする光が見える・歯車のようなギザギザしたものが見える・視野の一部が欠ける・片側のしびれや脱力・言語障害など
頭痛で辛いなか、予兆・前兆どちらかなどを気にする必要はありませんが、病院を受診した際には情報として伝えられるようにしておきましょう。診断の手助けとなることがあります。
片頭痛の予兆・前兆を感じたら早めの対策を!
予兆・前兆の症状がある人の場合、片頭痛の予測ができるため事前の対策がとれます。頭痛持ちであれば、頭痛薬を常備している人が多いでしょう。頭痛薬は痛みが強くなってから使っても、効果が得られにくいとされています。痛みがないのに頭痛薬を使用する必要はありませんが、予兆・前兆の症状がでたら薬を準備しておき、痛みの出始めやまだ痛みが軽いうちに内服するようにしましょう。そうすることで、薬の効果を十分に得られます。また、自分なりの対策がある場合は、お薬同様に早めに準備しておくことをおすすめします。事前の対策で、できるだけ楽に過ごせるよう意識してみてください。
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